銀歯がズキズキ痛む原因と対処法|治療直後・数年後の痛みを渋谷の歯科医師が解説

2026/04/14

銀歯を入れたばかりなのに痛い、数年前に治療した銀歯が急にズキズキ痛み出した、冷たいものがしみて食事ができない

虫歯の治療で銀歯を入れた後、こうした痛みに悩まされる方は少なくありません。治療したはずなのに痛みが出ると、このまま様子を見ていいのか、すぐに歯科を受診すべきか迷ってしまいますよね。

この記事では、渋谷・千駄ヶ谷のマリコ歯科クリニック副院長・渡辺敏光(日本歯内療法学会所属・精密根管治療担当)が、銀歯がズキズキ痛む原因を治療直後と数年後に分けて詳しく解説します。自宅でできる応急処置、やってはいけないNG行動、すぐに受診すべきサイン、歯科医院で行う検査と治療まで網羅していますので、ぜひ最後までお読みください。

当院では、顕微鏡(マイクロスコープ)を用いた精密検査により痛みの原因を正確に特定し、根管治療が必要な場合も専門的な知識と技術で対応しています。治療への恐怖心が強い方には静脈内鎮静法も提供していますので、安心してご相談ください。

銀歯がズキズキ痛むときの症状チェック

銀歯の痛みには、いくつかのタイプがあります。まずはご自身の症状がどれに当てはまるかチェックしてみましょう。

よくある症状パターン

以下のような症状がある場合、それぞれ異なる原因が考えられます。

冷たいものや温かいものがしみる 噛むとズキンと痛む、噛み合わせると違和感がある 何もしていなくてもズキズキと脈打つように痛む 夜になると痛みが強くなる 歯茎が腫れている、膿が出ている 銀歯の周りを押すと痛い

これらの症状は、治療直後に出る場合と、数年経ってから出る場合で原因が大きく異なります。次の章では、タイミング別に詳しく解説していきます。

治療直後に銀歯がズキズキ痛む原因

銀歯を入れた直後から数日〜1週間程度の間に痛みが出る場合、以下の原因が考えられます。

神経が敏感になっている

虫歯の治療で歯を削ると、神経(歯髄)が一時的に敏感になることがあります。特に、虫歯が深く神経に近い部分まで削った場合、刺激に対して過敏に反応しやすくなります。

また、銀歯を接着する際に使用するセメント(接着剤)の刺激によっても、神経が一時的に敏感になることがあります。

このタイプの痛みの特徴

冷たいものや甘いものがしみる 数秒〜数十秒でおさまる一過性の痛み 通常は数日〜1週間程度で自然におさまる

ほとんどの場合、時間の経過とともに神経が落ち着き、痛みは自然に消失します。

噛み合わせが高い

銀歯の高さが周囲の歯よりもわずかに高いと、噛んだときにその歯だけに強い力がかかり、痛みが生じます。

お口の中は非常に繊細で、わずか数十ミクロン(髪の毛1本分程度)の段差でも違和感や痛みを感じることがあります。治療直後は麻酔が効いているため噛み合わせの確認が正確にできないこと、また治療後に神経が敏感になっているため、後から高さが気になることがあります。

このタイプの痛みの特徴

噛んだときだけ痛む 噛み合わせると違和感がある 銀歯の歯だけが先に当たる感覚がある

噛み合わせの調整は簡単に行えるため、早めに歯科医院で調整してもらうことをおすすめします。

金属の熱伝導による刺激

金属は熱伝導率が高く、冷たいものや温かいものの温度が神経に伝わりやすい性質があります。そのため、銀歯を入れた直後は、温度変化に対して敏感になることがあります。

このタイプの痛みの特徴

冷たいものや温かいものを口にしたときだけしみる 刺激がなくなると痛みもおさまる 徐々に慣れてくることが多い

通常は数日〜数週間で慣れてきますが、痛みが強い場合や長引く場合は受診が必要です。

数年後に銀歯がズキズキ痛む原因

治療から数ヶ月〜数年経ってから痛みが出る場合、以下のような原因が考えられます。

虫歯の再発(二次カリエス)

一度治療した歯でも、銀歯と歯の境目から再び虫歯になることがあります。これを二次カリエス(二次う蝕)といいます。

日本における虫歯治療の約3分の2は、過去に治療した銀歯のやり直しだといわれています。銀歯は保険診療の制約により、歯との間に微細な隙間や段差ができやすく、そこから細菌が侵入して虫歯が再発するのです。

また、銀歯の表面は天然歯よりもプラーク(歯垢)が付着しやすく、清掃が不十分だと虫歯のリスクがさらに高まります。

このタイプの痛みの特徴

冷たいものや甘いものがしみる 徐々に痛みが強くなる 銀歯の周りを押すと痛い 気づかないうちに進行していることが多い

二次カリエスは銀歯の下で進行するため、外からは見えにくく、痛みが出たときにはすでに神経まで達していることも少なくありません。

歯髄炎(神経の炎症)

虫歯が深く進行したり、歯に強い力が加わったりすることで、歯の神経(歯髄)が炎症を起こす状態を歯髄炎といいます。

歯髄炎には急性と慢性があり、急性歯髄炎の場合は激しい痛みを伴います。慢性の場合は鈍い痛みが続き、急性化すると激痛に変わります。

このタイプの痛みの特徴

ズキズキと脈打つような激しい痛み 何もしていなくても痛む自発痛 夜間や横になると痛みが強くなる 温かいもので痛みが増す 鎮痛剤が効きにくいことがある

歯髄炎が進行すると、最終的には神経が壊死(死んでしまう)し、根の先に膿が溜まる根尖性歯周炎という状態になります。この段階では根管治療(神経の治療)が必要になります。

歯根破折(歯の根が割れている)

歯の根にヒビが入ったり割れたりする状態を歯根破折といいます。特に、過去に神経を抜いた歯は栄養が行き届かず脆くなっているため、破折しやすくなります。

歯ぎしりや食いしばり、硬いものを噛む習慣がある方は要注意です。

このタイプの痛みの特徴

噛むとピンポイントで痛い 噛むたびに痛みの場所が微妙に変わる 歯茎に膿の出口(フィステル)ができることがある 歯茎が腫れる

歯根破折は通常のレントゲンでは見つけにくく、CT検査や顕微鏡(マイクロスコープ)での精密検査が必要です。破折の程度によっては抜歯が必要になることもあります。

歯周病の進行

銀歯の周りの歯茎や歯を支える骨に炎症が起こり、進行すると痛みが出ることがあります。

銀歯と歯の境目は段差ができやすく、プラークが溜まりやすいため、歯周病のリスクが高まります。

このタイプの痛みの特徴

歯茎が腫れている、赤くなっている 歯茎から出血する 歯茎を押すと痛い、膿が出る 歯がグラグラする 口臭が気になる

歯周病は初期段階では痛みがないことが多く、痛みが出たときにはすでに進行していることがあります。

銀歯の劣化・接着不良

銀歯を接着しているセメントは経年劣化により弱くなり、銀歯と歯の間に隙間ができることがあります。完全に外れていなくても、半分浮いた状態(半脱離)になると、そこから細菌が侵入したり、噛む力が均等に分散されなくなったりして痛みが生じます。

このタイプの痛みの特徴

冷たいものがしみる 噛むと違和感がある 銀歯がグラグラする 銀歯と歯の境目に段差を感じる

銀歯の平均寿命は7〜10年程度といわれており、定期的な点検と交換が推奨されます。

銀歯がズキズキ痛むときの応急処置と対処法

銀歯が痛むときに、歯科を受診するまでの間にできる応急処置と、やってはいけないNG行動をご紹介します。

自宅でできる応急処置

以下の方法で一時的に痛みを和らげることができます。ただし、あくまで応急処置であり、根本的な解決にはなりませんので、必ず歯科を受診してください。

痛む側では噛まない

痛みがある歯には刺激を与えないよう、反対側で噛むようにしましょう。硬いものは避け、柔らかい食事を心がけてください。

冷やす(炎症がある場合)

歯茎が腫れている、熱を持っているように感じる場合は、頬の外側から冷やすと痛みが和らぐことがあります。保冷剤をタオルで包んで、頬に軽く当ててください。

ただし、冷やしすぎると血行が悪くなり治癒が遅れることがあるため、冷やす時間は10〜15分程度にとどめ、長時間の冷却は避けましょう。

市販の鎮痛剤を服用する

痛みが強い場合は、市販の鎮痛剤(ロキソニン、イブプロフェン、アセトアミノフェンなど)を用法・用量を守って服用してください。

ただし、鎮痛剤はあくまで一時的に痛みを抑えるものであり、原因を治すものではありません。痛みが続く場合は早めに受診しましょう。

丁寧に歯を磨く

痛みがあっても、歯磨きは優しく丁寧に行ってください。プラークが溜まると炎症が悪化します。痛い部分は柔らかい歯ブラシで優しく磨きましょう。

十分な睡眠と休息をとる

体が疲れていると痛みを感じやすくなります。できるだけ睡眠時間を確保し、ストレスを避けるようにしましょう。

やってはいけないNG行動

以下の行動は痛みを悪化させる可能性があるため、避けてください。

温める

炎症が起きている場合、温めると血流が増えて痛みが強くなることがあります。入浴は短時間のシャワー程度にし、長風呂やサウナは避けましょう。

アルコールを飲む

アルコールは血行を促進し、炎症を悪化させる可能性があります。痛みがあるときは控えましょう。

激しい運動をする

運動も血行を促進するため、痛みが強くなることがあります。安静に過ごしましょう。

痛い歯を触る・舌で触る

気になって触りたくなりますが、刺激を与えると痛みが増したり、細菌が入り込んだりする可能性があります。

自己判断で銀歯を外そうとする

銀歯が浮いているように感じても、自分で外そうとするのは絶対にやめてください。歯や銀歯を破損する恐れがあります。

痛み止めを過剰に服用する

用法・用量を超えて服用すると、副作用のリスクが高まります。痛み止めで一時的に痛みが治まっても、原因が解決したわけではありません。

すぐに歯科を受診すべきサイン

以下のような症状がある場合は、応急処置だけで様子を見ず、できるだけ早く歯科を受診してください。

激しい痛みが続く(何もしていなくてもズキズキ痛む) 夜眠れないほどの痛み 顔や歯茎が大きく腫れている 発熱がある 口が開きにくい 飲み込むときに痛む

これらは炎症が広がっているサインであり、放置すると重症化する恐れがあります。

歯科医院で行う検査と治療

歯科医院では、痛みの原因を正確に特定するために、以下のような検査を行います。

精密検査の内容

問診

いつから痛むのか、どのような痛みか(ズキズキ、ジンジン、キーンなど)、どんなときに痛むか(冷たいもの、温かいもの、噛んだときなど)、痛みの強さ、治療の経緯などを詳しくお聞きします。

視診・触診

銀歯の状態、歯茎の腫れや出血、歯の揺れなどを確認します。

当院では顕微鏡(マイクロスコープ)を用いて、肉眼では見えない微細なヒビや段差、虫歯の有無を精密に確認します。

レントゲン検査

歯の内部や根の先、周囲の骨の状態を確認します。虫歯の深さ、根の先の膿、歯根破折の有無などを調べます。

必要に応じてCT検査を行い、三次元的に詳しく調べることもあります。

歯髄診(神経の生死を調べる検査)

電気や温度を使って、神経が生きているか死んでいるかを調べます。

噛み合わせの検査

咬合紙を使って、銀歯の高さが適切かどうかを確認します。

歯周ポケット検査

歯周病の有無や進行度を調べるため、歯と歯茎の間の溝(歯周ポケット)の深さを測定します。

原因別の治療方法

検査の結果をもとに、以下のような治療を行います。

噛み合わせが高い場合

銀歯の高い部分を削って調整します。数分で終わる簡単な処置です。

二次カリエス(虫歯の再発)の場合

銀歯を外して虫歯を除去し、新しい詰め物や被せ物を作製します。虫歯が神経まで達している場合は、根管治療が必要です。

当院では、虫歯の再発を防ぐため、精密に歯と接着できるセラミックなどの材料をご提案しています。

歯髄炎(神経の炎症)の場合

根管治療(神経を取る治療)を行います。根管内の炎症を起こした神経や細菌を取り除き、消毒してから薬を詰めます。

当院では、日本歯内療法学会所属の副院長が顕微鏡(マイクロスコープ)を用いた精密根管治療を行っています。ラバーダム(ゴムのシート)を使用して唾液や細菌の侵入を防ぎ、再発のリスクを最小限に抑えます。

歯根破折の場合

破折の程度によって治療法が異なります。軽度の場合は接着処置で保存できることもありますが、重度の場合は抜歯が必要です。

抜歯後は、インプラント・ブリッジ・入れ歯などで歯を補います。

歯周病の場合

歯石除去(スケーリング・ルートプレーニング)や歯周外科治療を行い、炎症を取り除きます。銀歯の形態が歯周病を悪化させている場合は、清掃しやすい形の被せ物に交換することもあります。

銀歯の劣化・接着不良の場合

銀歯を一度外し、再接着するか、新しい被せ物を作製します。

銀歯の痛みを繰り返さないための予防策

銀歯の痛みを繰り返さないためには、以下の予防策が重要です。

定期検診・メンテナンスを受ける

3〜6ヶ月に一度の定期検診で、銀歯の状態や虫歯の有無をチェックしましょう。早期発見・早期治療が、歯を守る最善の方法です。

プロフェッショナルクリーニング(PMTC)で、自分では取り切れないプラークや歯石を除去することも重要です。

丁寧なセルフケア

毎日の歯磨きに加えて、デンタルフロスや歯間ブラシを使い、銀歯と歯の境目を丁寧に清掃しましょう。

特に寝る前の歯磨きは念入りに行ってください。

食生活の見直し

だらだら食べ・頻繁な間食は虫歯のリスクを高めます。食事の時間を決め、食後は歯を磨く習慣をつけましょう。

甘い飲み物を頻繁に飲むのも避けてください。

歯ぎしり・食いしばり対策

歯ぎしりや食いしばりの習慣がある方は、ナイトガード(マウスピース)の使用を検討しましょう。歯や銀歯にかかる負担を軽減できます。

適合の良い材料を選ぶ

銀歯の再治療が必要になった際は、虫歯の再発リスクが低く、精密に歯と接着できるセラミックなどの材料を検討することをおすすめします。

初期費用は高くなりますが、長期的には再治療の回数が減り、歯の寿命を延ばすことができます。

渋谷・千駄ヶ谷のマリコ歯科クリニックの取り組み

マリコ歯科クリニックでは、銀歯の痛みでお悩みの方に対し、以下の3つの強みをもって最適な治療をご提供しています。

顕微鏡(マイクロスコープ)による精密診断

肉眼では見えない微細なヒビ、隠れた虫歯、歯根破折などを、顕微鏡を用いて精密に診断します。痛みの原因を正確に特定することで、適切な治療につなげることができます。

精密根管治療による再発予防

歯髄炎や根尖性歯周炎で根管治療が必要な場合、副院長・渡辺敏光(日本歯内療法学会所属)が顕微鏡とラバーダムを使用した精密根管治療を行います。

細菌の侵入を徹底的に防ぎ、再発のリスクを最小限に抑えた治療を提供しています。

→ 当院の精密根管治療についてはこちら

静脈内鎮静法による痛み・恐怖心への配慮

痛みが強くて治療が怖い、過去のトラウマで歯科に行けないという方のために、静脈内鎮静法を提供しています。

点滴を通じて鎮静薬を投与し、うとうとと半分眠ったような状態で治療を受けられます。副院長は日本歯科麻酔学会登録医・歯科恐怖症学会専門医の資格を有しており、安全に配慮した鎮静法を行っています。

監修者コメント 副院長 

渡辺敏光(日本歯科麻酔学会登録医・歯科恐怖症学会専門医・日本歯内療法学会所属)

銀歯の痛みは、治療直後の一時的なものから、重症化した歯髄炎まで、原因はさまざまです。痛みが治まったからといって放置すると、気づかないうちに虫歯が進行し、最終的には歯を失うことにもなりかねません。少しでも痛みや違和感があれば、早めに受診することをおすすめします。当院では、顕微鏡を用いた精密診断と、痛みに配慮した治療を心がけていますので、どうぞ安心してご相談ください。

まとめ|銀歯の痛みは早めの受診が大切

銀歯がズキズキ痛む原因は、治療直後であれば神経の敏感さや噛み合わせの高さなど一時的なものが多く、数日で自然におさまることがほとんどです。

しかし、数ヶ月〜数年経ってから痛みが出た場合は、虫歯の再発・歯髄炎・歯根破折・歯周病など、治療が必要な状態である可能性が高くなります。

痛みが出たら、応急処置で一時的に痛みを和らげることはできますが、根本的な解決にはなりません。早めに歯科を受診し、原因を特定して適切な治療を受けることが、歯を守る最善の方法です。

渋谷・千駄ヶ谷エリアで銀歯の痛みでお悩みの方は、マリコ歯科クリニックへお気軽にご相談ください。顕微鏡による精密診断と、痛みに配慮した治療で、皆さまのお口の健康をサポートします。

よくある質問(FAQ)

Q1. 銀歯を入れた直後から痛いのですが、このまま様子を見ても大丈夫ですか?

A. 治療直後の一時的な痛みであれば、数日〜1週間程度で自然におさまることが多いです。冷たいものがしみる程度で、日常生活に支障がない場合は、少し様子を見ても良いでしょう。ただし、以下の場合はすぐに受診してください:何もしていなくてもズキズキ痛む、夜眠れないほどの痛み、痛みが日ごとに強くなる、歯茎が腫れている。また、1週間経っても痛みが改善しない場合も受診をおすすめします。

Q2. 数年前に治療した銀歯が急に痛くなりました。虫歯が再発しているのでしょうか?

A. 可能性はあります。銀歯と歯の境目から虫歯が再発する二次カリエスは非常によくあることです。ただし、痛みの原因は虫歯だけでなく、歯髄炎、歯根破折、歯周病など複数考えられます。レントゲン検査や顕微鏡での精密検査で原因を特定する必要があります。痛みがある場合は、早めに受診してください。

Q3. 銀歯が痛むとき、温めたほうがいいですか、冷やしたほうがいいですか?

A. 基本的には冷やしてください。炎症が起きている場合、温めると血行が促進されて痛みが強くなることがあります。頬の外側から保冷剤をタオルで包んで軽く当てると、痛みが和らぐことがあります。ただし、冷やしすぎると治癒が遅れるため、10〜15分程度にとどめましょう。入浴は短時間のシャワー程度にし、長風呂やサウナは避けてください。

Q4. 根管治療(神経を取る治療)は痛いですか?

A. 根管治療自体は麻酔を使用して行うため、治療中の痛みはほとんどありません。ただし、炎症が強い場合は麻酔が効きにくいことがあります。当院では、必要に応じて静脈内鎮静法を用いることで、痛みや恐怖心を大幅に軽減できます。また、治療後に一時的な痛みや違和感が出ることがありますが、通常は数日でおさまります。痛み止めを処方しますので、ご安心ください。

Q5. 銀歯をセラミックに交換すれば、虫歯の再発を防げますか?

A. セラミックは銀歯と比較して虫歯の再発リスクを大幅に低減できますが、絶対に虫歯にならないわけではありません。セラミックは精密に歯と接着できるため隙間ができにくく、表面も滑らかでプラークが付着しにくい利点があります。ただし、日々の歯磨きやデンタルフロスでのケア、定期検診を怠ると、虫歯のリスクは高まります。セラミックに交換した後も、適切なセルフケアと定期的なメンテナンスが重要です。

渡辺 敏光

著者

渡辺 敏光

副院長 / 麻酔専門医

昭和大学卒業後、インプラント/歯周病専門クリニックで研修を修了。昭和大学歯科病院歯科麻酔科に入局し、全身麻酔、静脈内鎮静法、静脈麻酔、笑気吸入鎮静法などを実施。2012年よりマリコ歯科クリニックに勤務。日本歯科麻酔学会登録医、歯科恐怖症学会専門医の資格を有する。顕微鏡歯科学会、日本障害者歯科学会、日本歯周病学会にも所属。

マリコ歯科クリニック
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