静脈内鎮静法

SEDATION

歯科恐怖症・嘔吐反射でもウトウトしながら治療できる静脈内鎮静法(静脈麻酔)

治療のポイント

POINTS

歯の治療への恐怖心や不安を軽減して歯科治療が受けられる!

笑気吸入鎮静法や静脈内鎮静法(静脈麻酔)を使えば、歯の治療への恐怖心や不安を軽減させることができます。健忘効果があり、トラウマにもなりにくい治療法です。

嘔吐反射がパニック障害があっても歯科治療が受けられる!

過去のトラウマ、パニック障害、嘔吐反射、聴覚過敏などの様々な理由や背景がある患者さんの治療を多数行っています。

寝ているような状態で歯科治療が受けられる!

当院の静脈麻酔であれば、恐怖心の除去だけでなく、意識を落としたり、ほとんど寝ているような状態で歯科治療を受けることができます。

こんな人にオススメ

  • 歯科治療にトラウマがある
  • 器具が口に入ると嘔吐反射がでる
  • 歯科治療が怖い、苦手
  • パニック障害がある
  • 不安や恐怖心を軽減させて治療したい
  • 寝ている状態で治療してほしい
  • 型取りが苦手
  • 虫歯になりにくい歯の治療をしてほしいしてほしい

治療の流れ

FLOW

1

問診・治療方針の決定

初回は、問診とレントゲン検査・治療方針や方法の相談のみ行います。
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2

歯周病治療・歯のクリーニング

歯の治療に入る前に、歯石とりやブラッシング方法の指導を行います。歯医者にも慣れてもらいます。場合により、笑気吸入鎮静法を併用します。
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3

静脈内鎮静法(静脈麻酔)による歯科治療

予約時間の15分前までに来院いただきます。当日の体調確認・血圧測定・治療内容の確認後、上腕部から点滴穿刺し、静脈内鎮静法(静脈麻酔)を開始します。 専門の歯科麻酔医による全身管理した状態で安心・安全に歯科治療を受けていただきます。
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4

治療後の抜針・休息

静脈内鎮静法での歯科治療を終えると、点滴穿刺していた部分を抜針し、待合室にて30分程度の休息をしていただきます。
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5

治療内容の説明と次回の予約

お会計・次回の治療を予約して、帰宅していただきます。十分に気をつけてお帰りください。ください。

まずはご予約・お問い合わせください!

料金の目安

PRICE

静脈麻酔(保険適用外)
22,000円 / 45分まで
静脈麻酔(保険適用外)
33,000円 / 外科治療時
静脈麻酔(保険適用外)
33,000円 / 75分まで
静脈麻酔下での虫歯治療
22,000 ~ 132,000円
注意事項

注意事項

※初診時に静脈内鎮静法(静脈麻酔)を行うことはありません。 ※静脈内鎮静法の予約は前金5,000円、静脈麻酔の予約は前金22,000円かかります。 ※治療当日は自転車・自動車などのご自身のでの運転はできません。

よくある質問

QUESTION

笑気麻酔、静脈内鎮静法の料金を教えていただけますか?
当院では、笑気麻酔や静脈内鎮静法を保険適用・保険適用外どちらにおいても治療を行うことができます。保険適用にて静脈内鎮静法を行える歯科医院は代々木はおろか、東京都内でもほとんどありません。それは静脈内鎮静法を行うことができる歯科医師が限られてること、そして、その治療技術は専門性がとても高いものになるため、また、歯科麻酔医が歯科医院に常駐していないため、保険適用外にて歯科麻酔医に出張で来てもらうことが多いという理由もあります。しかし、歯科治療は継続的に通院が必要な場合が多く、毎回5-10万ほどの高額な費用が歯科治療においてかかることは、患者さん側の負担としてはとても大きくなりますので、当院では、必要な方にできる限り安価でも提供できるように努めております。保険適用の場合、3割負担で笑気麻酔が800円程度、静脈内鎮静法が2500円程度となります。最低限、歯科治療を行うことができることが目的となります。普段は通法で行い、親知らずの抜歯のような侵襲のある外科治療の場合のみ静脈内鎮静法を行うこともできます。

また、保険外治療の場合は、複数の薬剤を併用する専門性と患者満足度の非常に高い麻酔となります。患者さんの精神的な負担や痛みを極力抑えることができます。重度歯科恐怖症や、嘔吐反射がある場合もほとんどの場合で抑制させることができます。
笑気麻酔の場合+2500円、静脈内鎮静法の場合は+20000円~25000円(治療時間・使用薬剤による)にて提供しております。保険外での静脈内鎮静法は、相場の半額程度の料金となっております。
歯科治療は来院回数が重なるため、一度の通院ごとに多額の治療費がかかることは治療の継続につながらない、ということから当院では、相場よりかなりお安い料金にて静脈内鎮静法を提供しております。
初診時に静脈内鎮静法をして歯科治療をすることはできますか?
結論からいうと、初診時に静脈内鎮静法を行うことはできません。
静脈内鎮静法はとても専門性の必要な治療です。特に大事なのは事前の問診となっております。通常の問診に加えて、静脈内鎮静法の問診、既往歴や歯科恐怖症の度合いなど、患者さんの状態を詳細に把握すること、また、当日の食事制限・治療後の禁止事項などの注意事項をお伝えする必要があります。そのステップを省略しての静脈内鎮静法はとてもリスクのある治療行為となりますので、当院では行っておりません。
また、静脈内鎮静法を行う際は、少なくとも治療時間だけで1時間は確保するようにしていますので、あらかじめ余裕をもった日程での治療の予約をお願いしております。
静脈内鎮静法(静脈麻酔)を行う上での注意点はありますか?
安全な静脈内鎮静法の実施のために、初診時には全身管理のための問診と注意事項の説明を行なっております。痛みや腫れがある場合であっても、初診時には静脈内鎮静法(静脈麻酔)での歯科治療は行なっておりませんので、ご理解いただけますと幸いです。また、心臓に持病があったり、極度に全身状態が悪い方、こちらの指示を守れない方は、静脈内鎮静法による歯科治療をお断りする場合もありますので、ご理解お願いします。

<静脈内鎮静法の治療当日の注意事項>
  • 治療時間の3時間以内の食事(できれば6時間)、2時間以内の飲水は控えてください。
  • ネイルはモニターが付けられないので外してきてください。
  • 腕めくりができるようなゆとりのある服装でお越しください。
  • 基礎疾患の悪化やアレルギー反応があった場合は、治療を中止することがあります。
  • 治療後に眠気やふらつきが出ることがあるので、急ぎの予定や、責任や大事な判断を伴う予定は入れないでください。
  • 治療当日は、自転車や車などのご自身での運転は控えてください。
  • 治療のキャンセルや遅刻がない時間に予約を入れるようにしてください。
親知らずの抜歯を静脈内鎮静法で行うことはできますか
患者さんのお口の状況や歯の生え方にもよりますが、
30分以内に抜歯が終わるような真っ直ぐ生えている親知らずの抜歯であれば、静脈内鎮静法(保険適用)で治療可能です。

一方、歯が半分以上埋まっているような埋伏歯、斜めや横向きに生えているような水平埋伏歯のような口腔外科医が担当するような難抜歯であれば高度の専門性と長時間の全身管理が必要となるため、静脈麻酔(保険適用外)となります。

静脈麻酔(保険適用外)での親知らずの難抜歯にかかる費用の一例
  • CT撮影 11000円
  • 静脈麻酔 22000円
  • 抜歯術 16500円
ただし、埋伏歯などの難抜歯は、予約が込み合っており、初診から2か月後くらいの抜歯になります。また、希望されても安全性の確保のため1本ずつの親知らずの抜歯とすることがほとんどですので、あらかじめご了承ください。
<初診から抜歯までの流れ>
1初診
レントゲン検査や口腔内診査を行い、抜歯の必要性・リスク・難易度・抜歯の可否の判断します。
また、静脈内鎮静法(保険適用)や静脈麻酔(保険適用外)の説明を行います。
※初診時にいきなり抜歯をすることは行っておりません。
※当院で抜歯が難しい場合、全身麻酔が必要な場合は、総合病院や大学病院を紹介しております。

2CTによる精密検査(保険適用で4000円程度、保険適用外で11000円)
レントゲン検査だけでは、抜歯の可否が判断できない場合、また、親知らずの生え方や位置によって、3次元での詳細な画素診断が必要になる場合があります。抜歯のリスクや難易度が高い場合、神経との位置関係や歯根の形を事前に把握し、安全に親知らずを抜歯するために行います。CT検査結果を抜歯の担当医に診察してもらい、当院での抜歯の可否を確定します。

3抜歯前の口腔ケア、歯石除去
抜歯を安全に行うためには、口腔内の細菌コントロールが必要です。抜歯後の感染予防のために、歯科衛生による事前の口腔ケアを必ず行ってもらっています。親知らずに痛みがある場合は、痛みを軽減させるための特別な歯磨き方法もお伝え、抜歯日までの疼痛管理をしていおります。

4抜歯当日
予約時間の10分前までに来院していただき、静脈内鎮静法や静脈麻酔の準備を行います。抜歯後は、止血用のガーゼを噛んでもらいます。

5抜歯翌日の消毒処置
抜歯翌日の腫れや痛み、感染状況を確認するために行います。

6抜歯後の抜糸(抜歯後1週間前後)
抜歯時に縫合処置を行っている場合があります。その場合は、抜歯後1週間後に抜糸処置に来院していただきます。その時に、痛みや腫れが落ち着いているようであれば、当院での抜歯処置は完了となります。
静脈内鎮静法(保険適用)と静脈麻酔(保険適用外)はどちらがよいのか?
【静脈内鎮静法】は、抗不安薬を点滴から滴下し、歯科治療に対する怖さや不安を軽減させる方法です。薬の作用として健忘効果もあり、治療時のことを後から思い出しにくくなります。抗不安薬を使用しているだけなので、寝てしまったり、意識がなくなったり、音が聞こえなくなったりはしないため、重度歯科恐怖症の方には適しません。また、嘔吐反射を抑制する作用は弱いので、嘔吐反射が強い方にも適しません。

静脈内鎮静法は歯科麻酔に精通した歯科医師だけが行える、特別でかつ、専門的な治療法であり、どこの歯科医院でも行えるものではありません。静脈内鎮静法は、一部の大学病院での治療を除き、保険適用外であることが多いのですが、当院の静脈内鎮静法は、保険適用でも行っております。

一方、【静脈麻酔】は、深鎮静とも言われ、全身麻酔の一つとも分類されることもあります。静脈麻酔は、静脈内鎮静法で使用する抗不安薬に加えて、プロポフォールという全身麻酔にも使用される薬を併用します。このお薬の作用により、ほぼ寝ているような状態になったり、意識もあまりない状態で歯科治療を受けることができます。できるだけ楽に歯科治療を受けたい方や、嘔吐反射が強かったり、恐怖心が強ったりする方にも適しています。

また、静脈麻酔は、薬剤濃度の調節性がよいため、埋伏抜歯やセラミック治療、インプラント、複数歯同時治療など長時間の歯科治療の時も、終始リラックスした状態で治療を受けることができます。静脈麻酔は、一部の大学病院での歯科治療を除き、保険適用外となります。

同じ歯の治療の場合、静脈内鎮静法で治療をトライしてみて、できなかった場合は、保険診療でのルール上、次回以降、静脈麻酔に切り替えることはできますが、その逆に、静脈麻酔で治療した歯を途中から静脈内鎮静法に切り替えることはできかねます。

※当院では、預かり金(前金)制度を実施しており、予約を取る際には、静脈内鎮静法だと現金で5,000円で、静脈麻酔だと現金・カード・PayPay決済で22,000円をお預かりしております。

マリコ歯科クリニック
代々木駅
徒歩 1

〒151-0051
東京都渋谷区千駄ヶ谷5-23-2-2F

診療時間
09:30 ~ 13:00
14:30 ~ 19:00 ×
  • ☆ 早朝診療 07:30 ~ 09:30
  • ◎ 深夜診療 14:30 ~ 20:30
  • △ 第一土曜日の午前中は矯正歯科のみの診療となります。
  • 電話受付は、平日 9:30 ~ 19:00 まで対応しております。